ニュース 食品 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027408
食品最大手、統一企業(ユニ・プレジデント)は23日、ベトナム事業の増資や中国子会社設立など3件に合わせて8億7,600万台湾元(約24億円)を投じると発表した。内訳は、▽東南アジアの持ち株会社を通じてベトナム現地法人の越南統一に増資、1,000万米ドル▽中国の三統万福(青島)食品から青島統一飼料農牧の株式10%を取得して間接を含めた出資比率を100%とする、1,030万人民元(約1億2,900万円)▽第三地経由で中国広東省湛江市に100%出資の湛江統一水産飼料を設立する、1,800万米ドル──。水産飼料分野の中国投資は同社初めて。24日付蘋果日報が報じた。
統一の主管は、ベトナム法人への増資について、東南アジア諸国連合(ASEAN)の水産飼料市場の商機を好感したもので、今後インドまで販売市場を広げることも視野に入れ、生産能力の増強を図りたいと説明した。
昨年黒字転換を果たした統一の東南アジア事業は、今年も高成長が続いている。第1〜3四半期の売上高は前年同期比36%増の107億8,300万元だった。特にベトナム事業は好調で、同期間の純利益が615万3,000米ドル、通年で過去最高が予想されている。
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