ニュース 電子 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027412
光ディスクは、CD−R(データを1回だけ書き込み可能なCD)やDVD−R(データを1回だけ書き込み可能なDVD)の生産コスト上昇で利ざやが縮小していることを受け、利益率が高いブルーレイディスク(BD)の生産拡大にかじを切った。
24日付電子時報によると、業界大手の中環(CMCマグネティクス)、錸徳科技(ライテック)は今年、容量25ギガバイト(GB)のBDを増産したのに続き、来年には同50GBの二層BDの増産に努める方針だ。CMCは、BDが売上高全体に占める比率を来年には25%前後、2012年には50%まで高めることが目標だ。
ディスクの原料となるポリカーボネート(PC)やテトラフルオロプロパノール(TFP)の価格高騰が続き、台湾の光ディスクメーカーは収益力が低下している。来年第2四半期にはPC増産でコスト圧力はやや軽減される見通しだが、業界各社は利ざやが薄いCD−Rに見切りをつけ、BDなど付加価値が高い製品を増産する傾向を強めた格好だ。
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