ニュース 電子 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027414
24日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)が携帯電話用プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)を買収するとの観測が23日株式市場で流れたが、両社ともこれを否定した。
同日の株式市場では、鴻海によるコンペック株式の30%買収、または外資を通じたコンペック株式の取得という2種類の観測が流れた。コンペックはこれに対し「現在増資の計画はない」と強調した。また、証券会社も「鴻海は買収資金に問題はないものの、傘下にPCBメーカーを持つため観測が現実になるとは考えにくい」と懐疑的な見方を示した。
コンペックは、スマートフォン市場の成長によるハイエンドHDI(高密度多層)基板の需要増に支えられ、今年第3四半期に黒字転換、今四半期も好調が続いている。来年第1四半期の売上高も前期比10~15%減と、例年の30%減までは落ち込まない見通しだ。
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