ニュース 電子 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027418
薄膜タッチパネルメーカーによる中国での後工程モジュール工場設置計画が相次いでいる。背景には、急成長する薄膜タッチパネル市場で、既に中国で生産するメーカーや中国メーカーが低コストによって力を伸ばしていることがある。24日付電子時報が報じた。
現在主に桃園県中レキ(土へんに歴)市で生産する介面光電(Jタッチ)は、今年初頭に中国湖南省での工場設置計画を発表した。今年中レキ第3工場の拡張が完了したものの既にフル稼働水準に達しているため、早ければ来年中ごろにも湖南工場を稼動させ、その後も増強を図る構えだ。
金仁宝集団傘下の時緯科技(Swencテクノロジー)は、同集団の生産拠点がある江蘇省昆山での工場設置計画を発表した。中環集団(CMCマグネティクス)傘下、富晶通科技(トランスタッチ・テクノロジー)も、蘇州工場の設置を表明している。
今年中ごろに台湾にUターンし、興櫃市場(未公開株取引市場)で登録した牧東光電(MUTTOオプトロニクス)は、もともと蘇州が生産拠点だ。このほど2工場の拡張が終わり、生産能力が2倍に引き上げられる見通しだ。
一方、早くから中国に進出している洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)と勝華科技(ウィンテック)は、中国の人件費上昇を受けてベトナムに生産をシフトしつつある。
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