ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月27日_記事番号:T00027430
中台間の著作権認証制度が24日に発効し、CDやDVDなど音楽映像コンテンツ製品を台湾から中国に輸出する際、台湾著作権保護協会(台著協)の認証を取得していれば、中国への直接輸出が可能となった。25日付経済日報などが伝えた。
これまで音楽映像コンテンツを中国に輸出する際には、中国の版権当局が指定する機関で著作権認証を受けなければならず、台湾のコンテンツ業者は香港の国際レコード・ビデオ製作者連盟(IFPI)に認証を求めていた。このため、認証取得に3~5カ月の時間を要し、海賊版などにより年間100億台湾元(約280億円)に上る損失を被ってきたとされる。
中台は今年6月に重慶で開いた第5回民間トップ会談で署名した「両岸智慧財産権保護合作協議」で著作権の相互認証に合意し、中国の版権当局は今月16日、台著協を中国市場での著作権認証機関として認めると文書で通知してきた。
台著協での認証取得には、わずか2~7日しか要しないため、コンテンツの対中輸出手続きは大幅なスピードアップが図られる。
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