ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年12月27日_記事番号:T00027438
中国鋼鉄(CSC)傘下、中鴻鋼鉄は24日、熱延製品および冷延製品の1月台湾市場向け、輸出向け価格をともに引き上げた。熱延製品は600〜800台湾元(約1,680〜2,250円)、冷延製品は900〜1,000元、平均約4%の値上げ幅となった。値上げ後の価格は、熱延は1トン当たり2万800〜2万1,000元、冷延は同2万5,600〜2万5,700元で、市場予測通りだった。25日付蘋果日報が伝えた。
1月の鉄鋼価格は、宝山鋼鉄、鞍山鋼鉄集団、首都鋼鉄集団など、中国各社が軒並み値上げを行い、米国でも豪雪被害や国際原料価格の上昇などを受けて価格が上昇した。市場では、鉄鋼の国際価格は既に底を打ったとみている。
なお、中鴻は8〜10月、定期点検のため出荷が減少、10月売上高は前月比36%減の24億4,700万元に落ち込み、今年最低となった。証券会社は同社の今年の売上高について、当初予測の430億元から5〜10%落ち込み、410億元にとどまるとみている。
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