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ファウンドリー、サブプラ影響で落ち込み予測


ニュース 電子 作成日:2007年9月19日_記事番号:T00002744

ファウンドリー、サブプラ影響で落ち込み予測

 
 BNPパリバ台湾の半導体分野のアナリスト、陳慧明氏は18日、米国のサブプライムローン問題の影響で、ウエハーファンウドリー産業は来年第1四半期、今年第4四半期比で10%以上のマイナスとなり、生産ラインの平均稼働率も今年の89%から85%まで落ちるという見通しを示した。陳氏は今年第2四半期の半導体産業のV字型回復を最も早く予測したアナリストで、発言が注目を集めている。

 陳氏によると、半導体産業は今年下半期はすでに供給過剰で、発注意欲が鈍る結果、台湾積体電路製造(TSMC)の来年第1四半期の受注は前期比5%減少、聯華電子(UMC)など3社は10%以上のマイナスとなり、IC設計メーカーへの波及も懸念される。
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