ニュース その他分野 作成日:2010年12月28日_記事番号:T00027459
行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した11月の景気総合判断指数は32ポイントで、前月から2ポイント下落した。景気対策信号は、9月から3カ月連続で「黄赤(景気過熱傾向)」となった。経建会は、先行指標総合指数の半年間平均年変動率が過去1年間縮小を続け、11月は1%まで下がったことから、「景気回復ペースは引き続き鈍化している」との見方を示した。28日付経済日報が伝えた。
景気対策信号は今年、「赤(景気過熱)」と「黄赤」のみだったが、11月はあと1ポイント下落すると「緑(安定)」となる水準まで下落した。胡仲英・経建会副主任委員は「緑は安定を意味する。来年は緑が期待できる」と述べた。なお、呉明蕙・経建会経済研究処景気組組長は「早ければ12月にも緑が灯る」との見通しを示した。
11月は指数を構成する9項目のうち、輸出額の信号が、前年同月比成長率が10月の15.5%から14.66%に低下したため、昨年11月から続いた「赤」から「黄赤」となった。機械・電機設備輸入額は、同22.6%から14.75%に下がり、13カ月ぶりに「緑」が灯った。
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