ニュース 運輸 作成日:2010年12月28日_記事番号:T00027461
ガソリン価格の上昇が続いていることを受け、交通部公路総局は27日、道路貨物運送業の標準料金を1トン・1キロメートル当たり7.4台湾元(約20.7円)と、現行の7.1元から4.23%の引き上げを決定した。来年1月3日からの実施となる。台北〜高雄(約300キロメートル)の貨物運送は1トン当たり約90元上昇する計算となるが、実際の料金設定は業者が標準料金範囲内で決定し、公路総局へ届け出る。28日付経済日報が伝えた。
今回の引き上げは、新竹貨運(HCTトランスポーテーション)や大栄汽車貨運(T・ジョイン・トランスポーテーション)、統一速達などコンテナ輸送業者から一般の運送業者まで広く対象となる。このため1月以降、宅配便や、オンラインショッピングでの配送料金が引き上げられる可能性もある。
なお、政府関係者は、今後ガソリン価格が下落した場合には、速やかに標準料金に反映させると述べた。またガソリン価格の上昇が続いた場合、再度料金を引き上げるまでには今回の実施から少なくとも4カ月以上の期間を空けると強調した。
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