ニュース 金融 作成日:2010年12月28日_記事番号:T00027465
台湾の生保会社、中国人寿保険は27日、中国4大商業銀行である中国建設銀行などと共同で、中国の太平洋安泰人寿保険を買収すると発表した。中国人寿の出資比率は19.9%となる。28日付工商時報が伝えた。
買収は建設銀が主導で51%を出資。傘下の建銀投資も19.35%を出資する。このほか、上海錦江国際投資管理が4.9%、上海華旭投資が4.85%となる。従来、太平洋安泰人寿は、中国太平洋保険集団とオランダ金融大手のINGグループの折半出資だった。
建設銀が保険業に参入するのは初めてで、中国人寿の参加は保険会社経営のノウハウを提供する狙いがあるとみられる。中国人寿は太平洋安泰人寿に董事1人、監察人1人を派遣する予定だ。
中国人寿の王銘陽董事長は同日、「最大の販路を確保した者が、戦争を勝ち抜くことができる」と述べ、中国全土に細やかな支店網を持つ建設銀との提携意義を強調した。
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