ニュース その他製造 作成日:2010年12月28日_記事番号:T00027466
タイヤ大手、正新橡膠工業の呉軒妙副総経理は27日、中国市場で広く名前が知られている「正新」ブランドの自転車およびバイク用タイヤが、地場メーカー8社によって深刻な模倣品被害を受けており、これに対し、商標登録などを管理する中国の国家工商行政管理総局が全国的な調査に乗り出したことを明らかにした。中国当局が台湾ブランドの保護で大規模な取り組みを行うのは初めて。28日付工商時報が伝えた。
正新は中国市場で「正新」と「桜花」の2ブランドでタイヤを販売、「正新」はアモイ子会社が商標登録を済ませており、法的保護の対象となる。しかし福建、広東、四川など16の直轄市・省で「台正新」「台湾正新」「正一新」「天津正新製造」などといった商標の模倣品が出回っている。特に「正新」の2文字を際立たせて「正新」商標の専用権を侵害しているという。
これに関し中国当局はプロジェクトチームを立ち上げ、来年1月末までに調査を進め、これ以上の模倣被害を防ぐべく報告書をまとめる計画だ。
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