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友達晶材、太陽電池シリコンウエハー工場新設へ


ニュース その他製造 作成日:2010年12月28日_記事番号:T00027467

友達晶材、太陽電池シリコンウエハー工場新設へ

 友達光電(AUO)傘下、太陽電池材料の友達晶材(旧友達能源技術)は、総額250億台湾元(約700億円)を投じ台中港に隣接する工業団地、加工出口区中港園区に太陽電池用シリコンインゴットおよびシリコンウエハーの工場を新設する。来年2月着工で、第1期工程(投資額42億元)は2011年に完了の予定。同工場は稼動後、AUO傘下の日本のエム・セテックに並ぶシリコンウエハーの大型生産拠点となる見込みだ。28日付経済日報が伝えた。

 経済部加工区管理処中港分処の許茂新処長によると、同社は既に同園区8.8ヘクタールの土地を借り受けており、来年春節(旧正月)開けに着工する予定だ。

 同社は今月初旬にも、中部科学工業園区(中科)后里園区(台中県后里郷)での太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)ウエハーなどの工場建設について、行政院国家科学委員会(国科会)科学工業園区審議委員会から認可を受けたばかり。

 業界関係者によると、AUOが川下の太陽光発電システムとともに強化するシリコンウエハーなどの川上材料は、粗利益率が20%以上で、川中の太陽電池の約2倍となっている。