ニュース 電子 作成日:2010年12月28日_記事番号:T00027473
三井物産は27日、発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップメーカー、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の第三者割当増資を引き受ける契約を締結したと発表した。来年2月中に27億台湾元(約76億円)を出資する予定で、出資比率15%の筆頭株主に浮上する見通しだ。出資比率に基づけば、璨円光電は来年の役員改選で、三井物産から董事1人を迎え入れることになる。28日付工商時報が報じた。
簡奉任・璨円光電董事長は、今回の提携は台湾のLED生産力と日本の販売力を結集させるもので、三井物産にとって台湾LEDメーカーへの初の出資になると説明。短期的には大型バックライト市場を主なターゲットとすると表明した。三井物産は、世界最大の液晶モニターおよび液晶テレビの受託メーカーで、中国を本拠地とする冠捷科技(TPVテクノロジー)にも16%出資している。
簡董事長は、中期目標はLED照明展開で、特に日本市場は世界で最も成長が著しく、高い将来性が見込めると語った。長期的には、自動車向けLED供給を視野に入れている。
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