ニュース その他分野 作成日:2011年1月4日_記事番号:T00027482
中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)によるアーリーハーベスト(早期実施措置)で、1日から中台双方で計825品目の関税が引き下げられた。2日付経済日報などが伝えた。
関税引き下げ対象は、台湾の対中輸出が557品目で、台湾からの輸出総額(2009年)の16.1%、金額にして約138億米ドル分に相当する。台湾は中国から輸入する268品目に対し関税を引き下げる。中国からの輸入総額(09年)の10.5%、約29億ドル分に当たる。
対象品目は、工業製品が石油化学、機械、紡織をはじめ幅広い分野に及ぶほか、農産物にはオレンジ、ハミウリ、茶葉、魚のハタなどが含まれている。
このうち、台湾産の果物にも5%の優遇関税が適用され、先陣を切って、1日にはオレンジとハミウリが福建省アモイ市に到着した。
中台貿易の一大拠点の福建省アモイ市にあるアモイ税関では、1日未明から職員が残業で原産地証明書の発給作業に当たった。また、同省福州市の港や空港にはECFA専用の通関窓口が設けられた。
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