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微風広場、乾めん「阿舎乾麺」に出資へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月4日_記事番号:T00027485

微風広場、乾めん「阿舎乾麺」に出資へ

 台北市のショッピングモール、微風広場(ブリーズセンター)はこのほど、オンライン販売で人気の乾めん「阿舎乾麺」の阿舎食堂(慶新食品企業)への出資を決めた。廖鎮漢・微風広場常務董事によると、出資額は未定で、微風広場はマーケティングや流通、ブランドを、阿舎食堂は品質管理をそれぞれ担当する予定だ。4日付工商時報が伝えた。

 「阿舎乾麺」はオンラインの共同購入で人気を博し、商品が届くまでに半年かかるほどだった。ただ昨年9月にめんに付属の調味料が期限切れだったことで営業停止の危機に追い込まれたほか、脱税や工場の不正登記が発覚しており、一連の不祥事で損失は数千万台湾元(1元=約2.8円)に上るとみられる。

 廖常務董事によると、阿舎食堂は品質管理やマーケティングのノウハウが不足しているが、年間売上高が1億元以上に上ることが、出資を決めた重要なポイントだと指摘した。

 「阿舎乾麺」ブランドを再出発させるため、微風広場は10日から阿舎乾麺の限定販売を行う。また、台湾市場のほか世界の華人市場にも展開する方針だ。