太陽エネルギー関連主要４社の12月売上高が出そろった。太陽電池用多結晶シリコン（ポリシリコン）ウエハーの緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）、中美矽晶製品（シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、ＳＡＳ）、太陽電池の新日光能源（ネオソーラーパワー）、昇陽光電科技（ソーラーテック・エナジー）はいずれも過去最高となった。４日付電子時報が伝えた。
緑能の12月売上高は、前月比10.2％増、前年同月比123％増の20億5,100万台湾元（約57億7,000万円）で、初めて単月で20億元台を突破した。同社は受注量が生産能力の1.5倍に達しており、第２四半期に生産能力を現在の10億ワット（W）から15億Wまで引き上げる。また、ＳＡＳは前月比2.9％増、前年同月比75.15％増の20億2,600万元で、16カ月連続で最高を更新した。
一方、太陽電池２社は、オファー価格下落が圧力となったものの増収を維持。12月売上高は、▽新日光、23億1,000万元（前月比1.24％増、前年同月比112.3％増）▽ソーラーテック、14億2,400万元（前月比6.18％増、前年同月比171.10％増）──となった。
