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聯景光電が台南に新工場、180億元投資へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2011年1月4日_記事番号:T00027493

聯景光電が台南に新工場、180億元投資へ【表】

 聯華電子(UMC)系列のシリコン系太陽電池メーカー、聯景光電(トップセル・ソーラー・インターナショナル)は、台南科技工業区に180億台湾元(約508億円)を投資し、新工場を建設する。台湾の太陽電池業界による今年の設備投資規模としては最大で、太陽電池事業の拡大に向けたUMCグループの強い決意を裏付けた。3日付経済日報が伝えた。



聯景光電は、台南科技工業区に工場用地6ヘクタールを取得済みだ。同社の郭俊華総経理は「内外での生産拡大を検討しているが、生産効率面で台湾での投資を優先したい」と説明した。
 

 同社は既に桃園工場が昨年8月に量産を開始しており、現在の生産能力は年450メガワット(MW)に達した。今年第3四半期には生産能力を年800MWまで増強する予定だ。桃園工場の生産能力で需要に対応しきれないため、同社は台南に新工場を建設することにした。
 

 台湾の太陽電池業界による2010年の設備投資では、新日光能源(ネオソーラーパワー)の100億元が最大だったが、聯景光電の投資規模はそれを上回る。このほか、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)は53億5,000万元、茂迪(モーテック・インダストリーズ)、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)はまだ投資規模を明らかにしていない。