ニュース 食品 作成日:2011年1月4日_記事番号:T00027495
大豆、トウモロコシ、小麦など穀物相場が天候不順で急騰し、鶏卵、肉、小麦粉など食糧品の価格が新年早々値上がりの兆しをみせている。来月上旬の春節(旧正月)に向け、食糧品価格は一段高が見込まれる。4日付工商時報が伝えた。
穀物先物相場は、大豆が1ブッシェル当たり14米ドルを突破するなど、上昇基調が続いており、台湾の食糧品価格にも影響が出始めた。18リットル入りサラダ油は830台湾元(約2,340円)まで値上がりし、週内にも850元まで上昇する勢いだ。また、鶏卵は1カ月前より23%、鶏肉も同30%前後それぞれ値上がりしている。
市場関係者は「春節や忘年会(尾牙)シーズンを迎え、油脂、肉、鶏卵の消費量が急増している」と指摘した。
行政院経済建設委員会(経建会)の胡仲英副主任委員は「物価上昇圧力は確かに存在する。物価変動を注視しており、10日ごとに各官庁の価格調査資料を行政院に報告する」と述べた。
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