北部をサービスエリアとする高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）事業者、全球一動（グローバル・モバイル）は３日、台湾初のWiMAX通話サービスを５日から開始すると発表した。年内にユーザー数16万件の獲得を目指す。４日付経済日報が伝えた。
通話料は全球一動のユーザー同士は無料、他キャリアのユーザーとは１分当たり最低３台湾元（約8.4円）となり、中華電信、台湾大哥大（タイワン・モバイル）、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコム）など、通信各社の他キャリアへの携帯電話通話料６〜８元と比べて半額以下となる。
全球一動は現在、台北市、新北市の板橋、中和、永和、三重、新店、三重、盧洲、新荘、樹林、土城、汐止の各区および新竹県市でサービス展開している。同社は今年末までに基地局1,000基の設置を計画、人口カバー率を新北市で今年第３四半期に85％、2013年には北部のサービスエリア全体で70％まで引き上げる。
