ニュース 電子 作成日:2011年1月4日_記事番号:T00027504
ブルームバーグ通信によると、ソニーと液晶パネル大手の奇美電子(チーメイ・イノルックス)が液晶パネル関連の特許侵害問題で和解したことが、米裁判文書でこのほど明らかになった。
両社は米国際貿易委員会(ITC)にあてた通知文書で「両社間のすべての係争中の特許訴訟」で和解に至ったと表明した。条件は公表されていない。
同通信によれば、両社は互いに液晶パネル関連の特許を侵害されたと主張。ソニーがITCに提訴したのに対し、奇美電子はソニーの液晶テレビ「ブラビア」などの販売差し止めを求め、ITC、アーカンソー、カリフォルニア、デラウェアの各州連邦地裁、中国の北京市中級人民法院などに提訴していた。
一方、30日付工商時報によると、市場関係者は今回の和解により、奇美電子はソニーから液晶テレビ用パネルの受注が増えるとの見方を示した。鴻海精密工業もソニーからの液晶テレビの生産委託が増える見通しだ。
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