ニュース 電子 作成日:2011年1月4日_記事番号:T00027506
メモリー業者によると、台湾DRAM各社は今年第1四半期、DRAMの1月のスポットおよび契約価格に依然下落余地があるため、昨年第4四半期に続いて損失を計上する見通しだ。4日付電子時報が報じた。
現在2ギガビット(Gb)DDR3 DRAM価格は1.7〜1.8米ドルで、40ナノメートル製造プロセスで歩留まりが良ければ損益均衡、または小幅な利益を見込めるが、台湾各社は現段階で60または50ナノにとどまっているため、損失からの脱却は困難だ。
なお、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜科技の昨年12月売上高は、前月比2.2%増の40億4,800万台湾元(約114億円)となった。10年通年では前年比33.18%増の565億4,100万元。同社は50ナノへの転換、および月間出荷量31%増により、価格が21%下落した中で増収を達成したと説明した。
華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の12月売上高は前月比15.54%増の31億1,500万元で、10年通年は前年比14.82%増の414億5,400万元。同社は12月の増収要因として、生産拡大を挙げた。今年2月に42ナノの導入を開始し、10月に傘下の12インチウエハー工場をすべて42ナノに移行する計画だ。
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