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国連加盟申請は門前払い、外交部が遺憾の意


ニュース 政治 作成日:2007年9月20日_記事番号:T00002751

国連加盟申請は門前払い、外交部が遺憾の意

 
 台湾の名称による初の国連加盟申請は、ニューヨーク現地時間の19日午前、総会の議事を決める総会一般委員会(総会議長ら28人で構成)で、「共通認識がない」ことを理由に本会議の議事として取り上げられないことが決められた。中央社が20日伝えた。

 台湾としての国連加盟は正式な外交関係のある15カ国によって提案され、一般委員会ではソロモン諸島とセント・ビンセントが賛成意見を述べ、中国とエジプトが反対意見を表明した。この後投票が行われ、国連加盟申請を議事として取り上げられないことが賛成24票、反対3票で決まった。反対票を投じたのは、いずれも台湾と国交を持つガンビア、ホンジェラス、パラオの3カ国。

 この結果について外交部の王建業スポークスマンは20日遺憾の意を表明し、一般委員会の議長による議事進行の公平性に疑問を提示した。また、この問題を国際司法裁判所に提訴する方針が報じられたことについて、「そうした手段は考えていない」と否定した。