ニュース 運輸 作成日:2011年1月5日_記事番号:T00027516
台北港コンテナ埠頭(ふとう)の需要が伸び悩み、第1期として整備された埠頭2カ所の昨年の稼働率(船舶の利用時間ベース)は約30%にとどまったことが4日までに分かった。5日付工商時報が伝えた。
建設・運営・譲渡(BOT)方式で同埠頭を経営する台北港貨櫃碼頭公司の林沢宇総経理は「コンテナ積み卸し量は(取り扱い能力の)43%にすぎず、短期内に大幅な改善が見られなければ、港湾当局が実情を勘案し、支援を行う必要がある」との認識を示した。
台北港コンテナ埠頭は、長栄海運(エバーグリーン・マリン)、陽明海運(ヤンミン・ライン)、万海航運(ワンハイラインズ)が合弁で建設したもので、第1期は2009年2月に供用が開始された。また、第2期の埠頭2カ所も09年9月に完成済みだが、需要伸び悩みで供用開始の延期は避けられない状況となっている。第3期ではさらに埠頭3カ所の増設が計画されているが、計画全体の見直しを迫られる可能性も出てきた。
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