ニュース 機械 作成日:2011年1月5日_記事番号:T00027526
工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の王正青総幹事は、台湾機械産業の2010年度生産額は前年比50%の成長を見せ、9,000億台湾元(約2兆5,300億円)まで回復したと指摘。さらに今年は、欧米市場向けで不確定要素が多いものの、中国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)、ブラジル、ロシア、トルコなど新興国の成長が期待できることから10〜15%増加し、1兆元に迫るとの見方を示した。5日付工商時報が報じた。
なお王総幹事は、製品別の11年生産額成長率について、工作機械、プラスチック機械、紡織機はいずれも前年比20%以上の成長を見せると予測した。
またこのほど実施された、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(早期実施措置)の対象に同産業では114品目が含まれ、関税が引き下げられたが、王総幹事は「恩恵を受けるのは7分の1の業者にすぎない」としている。
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