ニュース 電子 作成日:2011年1月5日_記事番号:T00027532
市場調査機関IDCの統計によると、2010年12月の企業向けエンドポイント・サーバー・セキュリティー市場で、インターネットセキュリティーソフト大手の趨勢科技(トレンドマイクロ)が22.9%のシェアを占め、シマンテック(19.3%)を抜き世界最大手に立った。同社は近年、クラウドコンピューティング事業を最優先目標に掲げ、利益への影響が懸念されながらも3億米ドルを超える投資を行ってきたが、その成果が表れた格好だ。5日付電子時報が報じた。
トレンドマイクロの陳怡樺執行長は、「企業のデータセンター統合、デスクトップの仮想化(VDI)、クラウド・アプリケーションサービスの普及が進み、演算機能やデータの多くがデータセンターやサーバーに集中する中、これらに対するセキュリティーの重要性が増している」と指摘し、今後も同分野への投資を継続する考えを示した。
クラウドサービスの普及に伴い、世界のサーバー販売台数は昨年第3四半期、13.2%の増加を見せ、09〜14年のバーチャルサーバーの年平均成長率(CAGR)も14%に達する見通しだ。
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