ニュース 電子 作成日:2011年1月5日_記事番号:T00027539
台湾のIC設計業界は、春節(旧正月)を控え、携帯デバイスだけでなく、ノートパソコンなどの需要も堅調に推移していることから、1月の売上高が前月比で10%以上伸びる見通しだ。5日付電子時報が伝えた。
業界関係者は、今年第1四半期にPC市場が好調な背景として、インテルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が新型CPU(中央処理装置)を発売したことに加え、これまで半導体チップの在庫補充を見送ってきた川下メーカーが春節前に在庫確保に動いている点を挙げた。
IC設計業界は例年、第1四半期は非需要期に当たるが、聯発科技(メディアテック)、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)をはじめ大手各社は、いずれもPC需要増大の恩恵を受けそうだ。
PC部品業界も、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)などが1月の調達量を増やしており、当面は需要が好調に推移する見通しだ。ただ、金属価格が急騰する中、需要動向の予測に苦慮し、大幅な増産には慎重なメーカーも多いという。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722