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テレビショッピング業界、今年は過去最大600億元市場に


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027551

テレビショッピング業界、今年は過去最大600億元市場に

 6日付工商時報によると、テレビショッピング業界では、大手業者がインターネットショッピングやカタログショッピングに積極参入する中、今年の市場規模が昨年から1~2割成長し、過去最大の600億台湾元(約1,700億円)に達する見通しだ。

 業界最大手、富邦集団傘下の「富邦momo購物台」は今年、前年比33%以上の増収となる200億元(実体店舗の「momo百貨」、中国市場を除く)を目指す。このうち、ネットショッピングは前年の40億~50億元から倍増し、テレビショッピングと同規模まで成長すると証券会社は予測している。

 また、昨年参入したばかりの東森国際系列のテレビショッピングチャンネル、森森百貨(U−Life)は同年9月に単月黒字化を達成し、年間売上高は60億元の目標を上回った。今年は100億元を超えると証券会社は予測する。同社はネットショッピングによる売り上げが10億~20億元と昨年の10倍に成長すると見込んでいる。

 なお、三井物産が出資するテレビショッピング業者、Viva電視購物台の昨年売上高は60億元前後と推測されている。