ニュース その他製造 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027553
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のリチウム鉄電池材料メーカー、台塑長園能源科技(フォルモサ・エナジー&マテリアル・テクノロジー)はこのほど、江西省南昌市政府、および紡織機械やトラック生産などの中国恒天集団(江西省南昌市)と提携意向書を締結した。南昌市が開催する今年8月の全国都市運動会および11月の世界低炭素・エコロジー経済大会に導入する100台の電動バスを恒天集団が手掛け、台塑長園は100トンのリチウム鉄電池正極材料を供給する。6日付蘋果日報が伝えた。
台塑長園は今年、恒天集団以外に北京や四川省でも受注を決めており、既に約2,000トンの受注を確保している。このため今年は20億台湾元(約57億円)以上の売上高が見込めるという。
また台塑長園の王瑞瑜董事長は、中国政府が推進する第12次5カ年計画(2011~15年)で次世代エネルギーが重点発展項目に挙げられていると指摘し、「初期段階で電気自動車とハイブリッドカー50万台、正極材料5万トンの需要が見込める」と予測。同社出荷量は12年に爆発的に成長すると強調した。
さらに、リチウム鉄電池は電気自動車以外に太陽光や水力による発電システムにも応用できるため、こうした分野での展開にも既に着手していると語った。
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