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太陽電池ポリシリコンの福聚太陽能、生産能力を1万トン増強へ


ニュース その他製造 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027554

太陽電池ポリシリコンの福聚太陽能、生産能力を1万トン増強へ

 石油化学大手の李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)と発光ダイオード(LED)パッケージング最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の合弁、太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)メーカーの福聚太陽能は、240億台湾元(約680億円)を投じ、生産能力を1万トン増強する予定だ。来年末までに生産能力は1万8,000トンに達し、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)や緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)、達能科技など太陽電池用シリコンウエハーメーカーの需要を賄える見通しだ。6日付工商時報が伝えた。

 福聚太陽能の生産能力増強計画は、既に経済部加工出口区管理処に認可され、屏東園区の5ヘクタールの用地が60日以内に引き渡される予定だ。なお、今回の投資計画には第2期工程のほか、第1期工場の生産能力最適化の作業も含まれている。

 同社は昨年8月に生産を開始したばかりだが、需要の強い伸びや、域内メーカーへの安定供給が求められていることから、生産拡充を決定した。