ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027556
台湾での工場設置を計画しているとの観測が出ていた自動車大手、独フォルクスワーゲン(VW)だが、同社の台湾総代理、太古標達汽車は5日、同計画が2012年に延期されたことを明らかにした。また投資内容も工場設置から台湾メーカーにライセンスを授与し、生産を委託する方向に変更される見通しだ。6日付聯合報が報じた。
計画延期の理由について太古標達汽車関係者は、中台が調印した海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象品目に自動車の完成車両が含まれなかったことから、投資を急ぐ必要がなくなったためと説明している。
なお台湾での生産については、VWの商用車(VWCV)の代理販売を手掛ける太古標鎰汽車がVW本社から授権し、委託先を探すとされるが、太古標鎰汽車の蔡泗銘総経理は「今月22日にVWCVの代表と話し合いを持つ」とした上で、「商用車、トラック、一般向け乗用車などの生産を計画している」と話した。
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