ニュース 電子 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027560
パソコンなどの合金製筐体(きょうたい)メーカー、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は5日、南部科学工業園区(南科)台南園区の工場拡張に20億〜25億台湾元(約57億〜70億円)を投じ、携帯電話向けプラスチック部品、塗装、組立業務のラインを加えると発表した。今年第1四半期に設置し、第2四半期初めに量産を開始する予定だ。6日付工商時報などが報じた。
キャッチャーが携帯電話向け金属筐体の分野に参入後、顧客から関連部品も合わせた設計を求められたことが、新ライン設置の理由とみられる。これにより、ハンドヘルド製品の垂直統合が進むことになる。同社は昨年第4四半期の売上高構成比がハンドヘルド製品向け35%、ノートパソコン向け65%だったが、今年はハンドヘルド製品向けが45%まで拡大すると見込む。
キャッチャーが5日発表した2010年連結売上高は前年比28.4%増の218億2,000万元で、過去最高だった。第4四半期だけでも前期比24.1%増の71億8,500万元の過去最高で、12月は前月比3.1%減の24億4,500万元で過去2番目に高かった。
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