ニュース 電子 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027565
液晶パネル用ドライバICの設計業者、矽創電子(シトロニクス)は、微小電子機械システム(MEMS)分野に参入し、加速度センサーの生産を近く開始するもようだ。6日付電子時報が伝えた。
加速度センサーはスマートフォンや家庭用ゲーム機などに搭載され、需要が急速に拡大しており、台湾メーカーでは利順精密科技(ドミンテック)などが既に参入している。
シトロニクスは、MEMS分野参入の第一歩として、3方向の加速度を検測できる3軸加速度センサーの生産を年内にも開始する構えで、3軸ジャイロスコープへの参入も視野に入れている。
同社は昨年、主力のカラーSTN液晶ドライバICからTFT液晶ドライバICに需要がシフトしたのに合わせ、TFT液晶ドライバICの生産体制を整えたのに続き、MEMS分野への参入で事業の多角化に乗り出した。
同社は「今年の新製品は徐々に明らかになる。詳細は説明できない」としてコメントを避けた。
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