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TPK12月売上高、前月比15%減


ニュース 電子 作成日:2011年1月6日_記事番号:T00027567

TPK12月売上高、前月比15%減

 米アップルのスマートフォン「iPhone」、タブレット型パソコン「iPad」に静電容量方式タッチパネルを供給する台湾系、宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)が5日発表した12月の売上高は、前月比15%減、前年同月比581%増の95億6,300万台湾元(約272億円)となった。アップルからの受注の勢いが緩和したため、前月比で減収となった。6日付電子時報が伝えた。

 TPKは昨年、iPhoneおよびiPadの人気に支えられて第2四半期から大幅増収が続き、さらに下半期の「iPhone4」発売が追い風となって、11月には過去最高売上高の112億800万元を記録した。昨年通年の売上高は621億3,200万元で、前年比232%の大幅成長となった。

 今年は旧型と規格の異なる新型iPadが今期末または第2四半期初めに発売される見通しのため、TPKなどタッチパネル各社は生産ラインの交換・調整が必要で、良品率向上に時間を要することなどから、第1四半期の売上高は前期比で10〜15%減少するとみられている。