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中華航空、10年売上高が過去最高に


ニュース 運輸 作成日:2011年1月7日_記事番号:T00027582

中華航空、10年売上高が過去最高に

 中華航空(チャイナエアライン)が6日発表した昨年通年の売上高は、前年比40.77%増の1,381億4,000万台湾元(約3,930億円)で、過去最高となった。中台直航便の拡大、台北松山〜羽田線の就航などが増収要因となった。証券会社は、昨年通年の純利益は135億元に達し、売上高とともに過去最高になると予測している。7日付工商時報が伝えた。 

 同社の12月売上高は前月比1.9%増、前年同月比4.82%増の114億2,200万元だった。このうち旅客事業は前月比10.06%増、前年同月比16.22%増の66億5,700万元で増収となった一方、貨物事業は前月比9.05%減、前年同月比7.8%減の42億8,000万元で減収となった。

 証券会社は今年の業績見通しについて、原油価格の上昇などを受けて、利益が3割圧縮されると指摘している。一方で、中華航空は今年旅客機を新たに4機導入、中国人観光客の受け入れ枠が1日延べ4,000人に引き上げられ、中台直航便のさらなる増便も見込めることから需要を好感。今年も成長が期待できるとしている。