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日本車両と住商、台鉄の特急車両136両を受注


ニュース 運輸 作成日:2011年1月7日_記事番号:T00027583

日本車両と住商、台鉄の特急車両136両を受注

 日本車両製造(本社・名古屋市、中川彰社長)は6日、同社と住友商事が台湾鉄路管理局(台鉄)から車体傾斜式(振り子式)電車136両を受注したと発表した。受注額は300億円で、2012年から14年にかけて納入する。東部幹線の特急電車として利用される。


受注車両のイメージ図(日本車両製造提供)

 電車は流線型スタイルのアルミニウム車体で8両で1編成。線路から情報を読み取ってカーブに入る少し前から徐々に車体をカーブの内側に傾け、急カーブでも従来の車両よりも早い速度で走行することができ、乗客に不快な遠心力を感じさせずに快適な乗り心地を提供できることが特長だ。また、最新基準の火災対策を施し、バリアフリーで幼児連れの乗客にも優しい設計となっている。

 台湾は09年から16年までの8年間で交通網の整備に1兆4,523億台湾元(約4兆円)を投資する計画で、両社は今後も台湾での受注拡大を目指す。