ニュース 金融 作成日:2011年1月7日_記事番号:T00027585
元大金融控股は6日、証券業を中核とするシンガポールのキムエン・ホールディングスに対する持ち株29.19%をマレーシア銀行大手マラヤン・バンキング(メイバンク)傘下のアセアム・クレジットに122億台湾元(約350億円)で売却し、71億8,700万元の売却益を上げたと発表した。7日付工商時報が伝えた。
元大金控は、キムエン株売却に伴い、海外業務を香港拠点に集約する。香港拠点は中華圏で事業を強化する一方、東南アジア地域の顧客にも対応していく。今回の売却で元大金控は600億元の手持ち現金を確保することになる。売却収入は台湾での同業買収や中国での証券会社への資本参加を進める財源として活用される見通しだ。
一方、メイバンクは元大金控から取得する株式を含め、キムエン株44.6%を17億9,000万シンガポールドル(約1,150億円)で取得する。
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