ニュース 電子 作成日:2011年1月7日_記事番号:T00027591
携帯電話に搭載されるデジタルカメラ用レンズ大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の発表によると、昨年12月もオフシーズンの影響を感じさせない受注好調が続き、同月の連結売上高は前月比2%増、前年同月比51%増の13億2,300万台湾元(約38億円)と過去最高を更新した。また、昨年は第4四半期も前期比12%増の38億8,400万元、通年でも前年比51%増の123億5,100万元といずれも過去最高となった。6日付工商時報などが報じた。
ただ、昨年第4四半期は売上高は好調だったものの、台湾元の急上昇を受け、利益に影響が出る可能性があると証券会社は指摘している。
また今年第1四半期は季節的要因から前期比で若干の減収となる見込みだが、減少幅は例年に比べ小さく、1けたにとどまる見通しだ。
なお、今後の同社業績については高画素レンズの出荷比重が鍵を握るとみられる。今年はアップルのスマートフォン「iPhone」の次世代機種に800万画素レンズが搭載されるとの観測もあることから、下半期の携帯電話デジカメの主流が同水準となると予想され、同社に有利となるとの見方が出ている。
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