ニュース 電子 作成日:2011年1月7日_記事番号:T00027596
DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は6日、エルピーダメモリと傘下の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の3社で協議した結果、中断していたレックスチップからの納品が再開されたと発表した。7日付電子時報が報じた。
レックスチップは昨年12月31日に、代金未払いを理由にパワーチップに対する納品停止を発表。かつて金融危機でDRAM価格が大暴落した際にも停止したことはあったが、今回は何の予告もなかったため、レックスチップに出資するエルピーダとパワーチップの関係に変化が起きたのではとの観測も生じていた。
パワーチップは、今後のレックスチップからの供給は現在主流の容量2ギガビット(Gb)DDR3が中心となり、納品停止となった1GbDDR3ではないと説明。今後は購入の都度、全額を支払う取引方式に改め、これまでの債務は分割で償還すると表明した。
パワーチップはまた、昨年12月に申請した債務繰り延べが銀行団に認められた。
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