ニュース 社会 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027604
内政部の8日発表によると、2010年の出生数は16万6,886人、普通出生率(人口1,000人に対する1年間の出生数)は前年比1.08下落の7.21で、ともに過去最低を記録した。内政部は、若年層の所得が減ったのと同時に、昨年は中華圏で不吉とされ出産が避けられる虎年で、おととしが結婚すると配偶者を亡くして一生寂しく暮らすことになるという言い伝えがある「孤鸞年」に当たったため婚姻件数が少なく、予想を上回る減少幅になったと指摘した。9日付工商時報が伝えた。
なお、出生数は97年の32万人の約半分となった。また出生率から死亡率を差し引いた自然増加率は前年比1.16下落の0.91で、97年の10分の1にも満たない水準だった。
また内政部関係者によると、「孤鸞年」だった09年の婚姻件数が11万7,099件だったのに対し、昨年は13万8,819件と01~08年の14万~17万件水準まで回復しなかった。景気が回復しても就業状況や給与水準が改善されないならば、政府の育児支援策の効果も限定的となるとみている。
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