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上場企業の昇給、今年は5%も


ニュース その他分野 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027607

上場企業の昇給、今年は5%も

 蘋果日報の調査によると、今年昇給を計画している上場・店頭公開企業の昇給幅は1.5〜5%となる見込みだ。10日付同紙が報じた。

 電子産業の昇給幅は、宏達国際電子(HTC)が3〜5%と予想されているほか、企業トップが昇給の実施を示唆している台湾積体電路製造(TSMC)および鴻海精密工業も同水準が見込まれている。一方、昨年30〜50%の大幅賃上げを行った聯発科技(メディアテック)は今年、昇給実施の可能性は低いようだ。

 従来型産業では、毎年5〜6月に労使交渉が持たれ7月に昇給が実施される台塑集団(台湾プラスチックグループ)で2.5〜3%が見込まれるほか、中国鋼鉄(CSC)で1.5〜2%、食品大手の味全食品工業が台湾で4〜5%、中国で10〜20%と予想されている。

 金融業では、彰化商業銀行が既に今年の3〜4%昇給を内部決定しているとみられ、華南金融控股も早ければ4月に3%昇給を決定するとされる。

 このほか百貨店の遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)が3〜5%、運輸では中華航空(チャイナエアライン)が約3%の昇給を実施すると予想されている。