ニュース その他分野 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027609
経済部工業局は7日、昨年の民間企業による投資額2億台湾元以上の「重大投資」案件への投資額は1兆698億元(約3兆400億円)で、2008年の1兆882億元に次ぐ過去2番目に高い数値となった。景気の回復、中国との海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効などにより、化学工業や電子情報産業での投資額が伸びた。8日付工商時報が伝えた。
電子情報産業の投資総額は5,334億元。景気回復を受けて、半導体各社の設備投資や、消費性電子製品メーカーによる新製品開発投資などが加速した。化学工業産業は2,466億元。09年末の産業高度化促進条例の期限切れに伴い、優遇税制の適用を受けるため期限直前に投資申請を行った企業が多く、上半期の投資額増加に反映した。
新興産業では、グリーンエネルギー関連の投資が拡大した。発光ダイオード(LED)産業は約300億元。太陽電池産業も、石油化学大手の李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)とLEDパッケージング、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の合弁会社「福聚太陽能」による、投資額424億元の屏東輸出加工区(屏東県屏東市)の太陽電池用ポリシリコン工場など、大規模投資が実施された。
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