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中美晶、年内に生産能力44%アップへ


ニュース その他製造 作成日:2007年9月20日_記事番号:T00002761

中美晶、年内に生産能力44%アップへ

 
 太陽エネルギーシリコンウエハーの中美セキ晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、セキは石へんに夕)は今月の生産目標を90メガワット(MW)と設定していたが、米シリコンウエハー大手のMEMCからの支援を受け、多結晶シリコンの安定した原料確保が見込めることから、110MWに引き上げた。また、年内に130MWまで44%増やし、来年はさらにに拡張したい考え。

 太陽エネルギー産業界は現在原料不足が深刻化しており、粗利率も上昇している。中美晶の粗利率は第2四半期にすでに30%を超え、そのうち半導体用シリコンウエハーが24%、太陽エネルギー用シリコンウエハーは35%に達する。

 中美晶の8月の売り上げは6億200万台湾元(約21億700万円)で、連続25カ月過去最高を記録している。証券会社によると、この調子で生産能力を伸ばしていけば、単月の売上高が9億元の大台に乗る可能性もあるという。20日付工商時報が報じた。