ニュース 運輸 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027611
経営破綻で2年半にわたり運航を休止している遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は、運航再開に向けた経営計画が交通部民用航空局の項目別審査を通過すれば、台北〜金門線で春節(旧正月)期間にも運航を再開できる見通しとなった。9日付経済日報が伝えた。
尹承蓬・民用航空局長は8日、「(全体的な)経営計画は既に交通部に認可されており、民用航空局は今週から項目別の審査を行う」と述べた。
同社が提出した経営計画によれば、今月末までに3機目の保有機体の飛行適格性認証を完了し、20億台湾元(約56億8,000万円)まで増資を行うことで、国際線(中台路線を含む)運航の最低条件をクリアする。国際線運航再開への準備作業には3〜4カ月を要する見通しで、5月にも中台路線への就航が見込まれる。
既に保有しているMD−83型旅客機は、既に試験飛行を終えており、今月末に民用航空局の同意が得られれば、台北〜金門線で毎日5往復を運航する計画だ。
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