ニュース 金融 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027612
景気回復および中央銀行の利上げを受け、株式を上場する金融持ち株会社14社のうち9社が昨年通年の純利益を既に発表し、うち6社の1株当たり利益(EPS)が1台湾元(約2.84円)を超えるなど、各社とも好調な業績となっている。残る5社も利益計上はほぼ間違いないとみられ、今年は全社が黒字となる可能性が高い。8日付経済日報が報じた。
既に昨年の業績を発表している9社のうち、兆豊金融控股が純利益155億4,100万元で暫定首位に立っている。また、昨年12月に単月純利益が過去3年で最高の20億8,300万元を記録した中華開発金融控股(開発金)が通年純利益83億3,900万元で2位となっている。
一方、まだ発表していない国票金融控股、富邦金融控股、新光金融控股、永豊金融控股、中国信託金融控股(中信金控)のうち、16日に昨年通年の業績を発表するとみられる富邦金は、1〜11月のEPSが2.73元となっており、最終的に昨年純利益で14社中トップに立つ見込みだ。
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