ニュース 建設 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027614
金門県の2つの主要島、大金門島と小金門島を結ぶ海上橋、金門大橋の着工式が9日、馬英九総統、呉敦義行政院長の出席の下行われた。総工費は75億台湾元(約213億円)で、2016年の完成を目指す。10日付中国時報が報じた。
金門大橋の完成予想図(中央社)
金門大橋は全長5,400メートル、海上部分4,800メートルで、幅15メートルに片側1車線の自動車道路と自転車・歩行者専用路1本が設けられる。5塔から成るエクストラドーズド橋で、同タイプとしては世界最長となる。橋の下は5,000トンクラスの船舶が航行できる。
同橋の利用によって、これまで船舶しか交通手段がなかった大金門島、小金門島間が、自動車で5分で行けるようになる。また、金門の重要観光スポットとしての期待もかけられている。
金門大橋は1993年、金門県議会によって最初に建設が提案された。総統選挙、金門県長選挙、立法委員選挙で毎回各候補者の公約に挙げられてきたが長年実現せず、選挙のときだけ取り上げられる「選挙橋」との異名もあった。
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