ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027618
10日付工商時報によると、裕隆日産汽車の主管はこのほど、今年の新車販売4万台以上、シェアでは12%を目指し、製品ラインナップに欠けている小型乗用車をカバーするため、「MARCH(マーチ)」最新モデルの台湾での年内生産再開を決定したと表明した。同主管は「今回導入する1,500ccモデルのほか、1,200ccモデルも日本と同時に導入することを検討し、低価格、低燃費により入門車市場で人気を得たい」と語った。
日産自動車が昨年7月に発売した新型「マーチ」(同社リリースより)
マーチはかつて裕隆日産の人気車種だったが、コスト上昇から生産を中断していた。しかし、同社が出資する中国の東風日産乗用車が左ハンドル車種の生産を開始し、市場規模拡大がコスト圧力を軽減する中、生産再開を決めた。
裕隆日産がこのほど発表した昨年12月の売上高は18億9,100万台湾元(約53億8,000万円)で、通年では前年比26.65%増の274億5,100万元となった。昨年の新車販売台数は同14%増の3万8,000台でシェア11.6%の3位だった。
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