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PCB華通で工場火災、「出荷に影響なし」


ニュース 電子 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027623

PCB華通で工場火災、「出荷に影響なし」

 携帯電話用プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)の桃園県大園郷の工場棟で8日未明火災が発生した。出火場所の6階の排気システムと5階の製造ラインの一部が焼けるなど、計500平方メートルに影響が出た。同社によると主要生産ラインが置かれている1〜3階は焼失しなかったものの、消防の水がこれらの階にも影響を及ぼしたため2〜3日の操業停止が必要で、その後早期に稼働を再開できるという。9日付経済日報が報じた。

 同社はHDI(高密度多層)基板で台湾2位の生産能力を持つ。米アップルがスマートフォン「iPhone 4」にAny−Layer構造のHDI基板を採用し、宏達国際電子(HTC)などスマートフォン大手各社も同製品を使用する動きが広がる中、今年はHDI基板の供給不足の拡大が見込まれている。このため、華通の火災による実際の影響の程度が注目されている。