ニュース 電子 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027626
IC設計・タッチパネル大手の義隆電子(ELAN)は、指10本で操作できる最新型のタッチパネル用ICを第2四半期から宏碁(エイサー)のタブレット型パソコン向けに大量出荷するもようだ。10日付工商時報が市場関係者の話として伝えた。
同ICは第1四半期から中国のOEMメーカー向けに出荷が始まるが、市場関係者は、エイサーへの出荷開始で、ELANの四半期業績は第2四半期に少なくとも前四半期比で30%の伸びが見込めると試算した。
ELANの葉儀晧董事長は9日、米ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で同ICを発表した。
指10本で操作可能な同社のタッチパネル用新型ICは、10.1インチ液晶パネルに対応しており、昨年末にマイクロソフトよりウインドウズ7(Windows7)の認証を取得している。
一方、エイサーは今回のCESでタッチパネル技術を採用したタブレットPC「Iconia」シリーズ4機種を発表した。市場関係者は、エイサーの新型タブレットPCにELANの新型ICが搭載されると指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722