ニュース 電子 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027627
SUMCO(サムコ)の100%子会社、SUMCO TECHXIV(サムコテクシブ)と台塑集団(台湾プラスチックグループ)合弁によるシリコンウエハーメーカー、台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー)は、半導体景気の回復状況を好感し、90億台湾元(約255億円)を投じて12インチ製品の生産能力を現在のほぼ倍となる月産30万枚まで拡充する計画だ。10日付蘋果日報が伝えた。
台塑勝高科技では、昨年12月に着工、2012年の量産開始を予定している12インチ新工場の月産能力10万枚が加われば、同社全体の月産能力は26万枚となるが、製造プロセスの改善を行うことでさらに拡充を進める考えだ。
同社によると、サムコは当初、日本での生産拡充を予定していたが、よりコスト競争力の高い台湾で行うこととした。拡充後のサムコ傘下の12インチ月産能力は計154万枚(日本124万枚、台湾30万枚)となる。
台塑勝高科技の昨年売上高は前年比39.22%増の96億4,600万元。現在は8インチと12インチの生産ラインがすべてフル稼働となっていることから、今年の景気は昨年を上回ると好感している。
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