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裕隆とGMの関係悪化説、報道を否定


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年9月20日_記事番号:T00002763

裕隆とGMの関係悪化説、報道を否定

 
 通用汽車(GM)中国公司は19日、同日付経済日報による「上海GMが裕隆汽車集団によるビュイック・エクセル(凱悦)の、モデルチェンジタイプの設計の採用を拒否し協力関係が悪化している」という報道を受けて、「協力体制に問題は起きていない」と否定声明を裕隆通用汽車を通じて発表した。

 問題の「台湾設計を拒否」について潘扶仁裕隆通用汽車総経理は、「裕隆通用は昨年末のエクセル発売と同時に上海GMに市場調査用のサンプルとして1台を提供した。しかし、上海GMは同時に上海汽車集団との合弁で設立した泛亜技術センターにも設計を委託した。台湾バージョンを全面的に採用するか、一部のみを採用するかは上海GMの企業秘密に属するため明らかにできない」と説明。結局、事実関係を明確にしなかった。

 エクセルの販売不振は事実ではあるものの協力関係に変化はなく、GMの台湾市場撤退もあり得ないということで、GM中国は第3バージョンの新型ビュイックの台湾での量産の可能性について検討しているという。20日付工商時報が報じた。
T000027631